スタバとタリーズでは、店頭でデカフェ(豆)を取り扱っていますよね。
店頭で購入する場合、どちらも100gから量り売りしてもらえて、料金も500~600円程度と同じくらいです。
どちらの豆がおいしいのか比べてみました。
スタバ と タリーズ の デカフェ(豆)
スタバ
スタバでは2種類のデカフェ(豆)を取り扱っています。
- ハウス ブレンド(ミディアム)
- スプレッソ ロースト(ダーク)
タリーズ
タリーズでは1種類。
- オーガニックデカフェエチオピモカ(ミディアム~ハイ)
3つの豆を比較
豆 | 焙煎 | 生豆生産国 | 味の特徴 | 脱カフェイン方法 | カフェイン除去率 | 販売用の豆 | 100gの 価格 |
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【スタバ】 ハウス ブレンド | ミディアム (中浅煎) | ブラジル コロンビア | ナッツやココアの味わい | 二酸化炭素抽出法 | 99%以上 | 250g 1,440円 | 567円 |
【スタバ】 エスプレッソ | ダーク (深煎) | コロンビア ブラジル (※通常のエスプレッソのパッケージより) | 力強く、濃厚でキャラメルのような甘みと深み | 二酸化炭素抽出法 | ー | (店内の豆を量り売り) | 616円 |
【タリーズ】 エチオピアモカ | ミディアム ~ハイ (中煎) | エチオピア | 華やかな香り、フルーティーな風味 | マウンテンウォーター製法 | 95%以上 | 200g 1,380円 | 690円 |
※価格は2022年11月時点
スタバのハウスブレンドが価格も安く、カフェイン除去率も高いですね!
【超臨界二酸化炭素抽出法】
高圧下で超臨界状態となった二酸化炭素によってカフェインを抽出する方法。
豆の風味や旨味を落とさずにカフェインを効率よく除去できるのが特徴。
【マウンテンウォータープロセス】
生豆を水に浸してカフェインを抽出する方法。カフェインを除去するときに加熱・加圧されるのが特徴。
ウォータープロセスは、豆の風味や香りが失われる点がデメリットですが、マウンテンウォータープロセスは、加圧・加熱されることにより、豆の風味が失われにくいのが特徴。
コーヒーを入れて飲んだ感想
【スタバ】エスプレッソ ロースト(ダーク)
香りも、豆も輝きも超深煎りという感じ。
濃厚でコクと深みがあるので、満足感あり。
力強く、濃厚でキャラメルのような甘みと深みがあり、スチームミルクとも相性ピッタリのコーヒー。
エスプレッソロースト のパッケージより
【スタバ】ハウスブレンド(ミディアム)
エスプレッソと比べると軽く・あっさりですが、中煎りというよりは深煎り。
コーヒーの苦みとまろやかさがあり、飲みやすい。
確かにバランスがよいかも。
ナッツやココアの味わいが特徴で、香りやコクなど、すべてのバランスがよいカフェインレスのコーヒー。
ディカフェ ハウスブレンド のパッケージより
【タリーズ】エチオピア モカ(ミディアム~ハイ)
スタバの豆と比べて豆が軽く、カラカラした感じ。
豆が古いのか、香り、苦み、コクはほとんど感じられなかった。若干酸味あり。
よくいえばあっさりめで飲みやすいかも。
ドリップパックコーヒーと変わらなく、わざわざ豆で飲む必要がないかも・・・
丁寧に育てられたコーヒーは、上質なエチオピア産ならではの華やかなモカフレーバーが特徴で、奥深い味わいとなめらかな口あたりがお楽しみいただけます。
オーガニック デカフェ エチオピアモカ のパッケージより
豆の鮮度
スタバもタリーズも、コーヒーを入れた時の豆の膨らみが、コーヒー豆専門店の普通の豆ほどではありません。
どちらも、コーヒー豆専門店の豆より、鮮度が劣っている気がしました。
スタバ(左)はまだ許容範囲だったのですが、タリーズ(右)の方が特に膨らみがなく、最後は豆とお湯が分離するような感じ。少し残念でした。
まとめ│スタバが断然おいしい!
コーヒーの風味や豆の鮮度、価格、カフェイン除去率、どれもスタバの方が優れていました。
スタバのデカフェは、普通のコーヒーと変わらないほどおいしいのでおすすめです!