入院生活にも少し慣れてきて、いろいろ追加で欲しいものがでてきました。
切迫早産で入院すると、場合によっては、1~2か月の長期入院になりますよね。
入院中にコレあってよかった!隣の人が使っているアレいいな!グッズをご紹介。
病院で渡される持ち物リスト、ご自身の安静度に応じて、ご参考にしてください。
- 総合病院に入院
- 妊娠32週切迫早産
- 入院時子宮頸管16mm。子宮頸管炎あり。
- 入院期間:19日間
- 治療:安静、張り止めの薬(点滴なし)、膣内洗浄・子宮頸管炎の薬(膣内投与)
- 安静度:病棟内フリー
- 院内の売店には一人ではいけない
持ち物リスト
入院生活に最低限必要な物をピックアップしました。
- 母子手帳・診察券・保険証
- 内服中の薬・軟膏、お薬手帳
- スリッパ
- パジャマ(2~3枚)
- カーディガン・パーカー(寒いときの上着)
- パンツ・ブラジャー・靴下(3~4セット)
- フェイスタオル(3~4枚)・バスタオル(1枚)
- 歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉)
- シャワー用具(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔)
- 化粧水・ボディクリーム・リップ
- ヘアゴム・爪切り
- マスク(不織布)
- 洗濯洗剤
- はし・スプーン・マグカップ
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- イヤフォン
- 携帯・携帯の充電器
- 筆記用具・メモ帳・印鑑
- 現金・小銭
病状や病院によっては、追加で必要なもの、不要な物があるかもしれませんので、状況に応じてチョイスしてくださいね。
母子手帳・診察券・保険証
どれも必須です。
内服中の薬・軟膏、お薬手帳
内服中のお薬・軟膏:
内服中の薬があれば、入院中も内服する可能性が高いので、必ず持参しましょう。
お薬手帳:
入院すると、病棟薬剤師がでお薬手帳を確認することがあります。
サプリメントを飲んでいて、入院中も飲みたい場合は、必ず看護師・薬剤師に相談してから飲みましょう。中には薬との飲み合わせがよくないものもあります。
スリッパ
パジャマ(2~3枚)
出産前であれば、ワンピースじゃなくてもOK。
点滴をする場合は、前開きの方が着替えがしやすいです。
パジャマの枚数は、2~3枚あると便利。
1枚の場合は、洗濯の間だけ、入院時に着てきた服と羽織ものでしのぐようにすれば何とかなります。
私の場合は、
・パジャマ(前開きワンピース、前開きじゃないワンピース)(2枚)
・マタニティ用レギンス(3枚)
・ときどき冬用ズボン(1枚)
で過ごしました。
この機会にパジャマを購入するのであれば、産直後に使える「前開きワンピース」がおすすめです。
カーディガン・パーカー(寒いときの上着)
病院内は空調が整っているのですが、窓際の部屋だと冬は少し寒く感じることがあります。
寒いときに上着があると便利です。
特に妊婦さんは体を冷やさないことが大切です。
パンツ・ブラジャー・靴下(3~4セット)
パンツ:
少し多めにあると安心です。
私の場合、子宮頸管炎もあったので、毎日、膣内洗浄があったのですが、処置のあとはパンツが濡れたり、薬剤で汚れます。
膣内洗浄がある場合は、おりものシートもあった方がよいです。
ブラジャー:
締め付けがないマタニティブラ・授乳用ブラだと快適に過ごせます。
- ユニクロの極暖肌着・ヒートテック肌着(長袖)
- レッグウォーマー
私が入院したのは冬でしたが、病院内は空調が整っていて、病室も廊下も寒いことはありません。
窓際だと若干寒く感じることがありますが、基本的にパジャマ1枚(たまに羽織もの)で十分です。
肌着を用意するのであれば、薄手のものや半袖がよいでしょう。
フェイスタオル(3~4枚)・バスタオル(1枚)
フェイスタオル:
何かと使えるので、3~4枚あると便利です。
フェイスタオルの使い道
・洗顔後の顔拭き用
・シャワー後の髪拭き用
・枕に敷く
・NST(モニター)の時にお腹にかける
など
バスタオル:
シャワー浴の他、NSTのときにお腹にかけたり、ひざ掛け代わりなど、いろいろ使えますが、1枚あれば十分だと思います。
歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉)
ホテルなどのアメニティの歯ブラシではなく、いつも使っている歯ブラシを用意しましょう。
歯磨きのコップは、食事に使うマグカップを代用できます。
妊婦さんは虫歯になりやすいので、ちゃんと歯を磨きましょう。
シャワー用具(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔)
入院期間が2~3日の場合は旅行用でも間に合いますが、シャワー用具は、ボトルでの用意をおすすめします。
私の場合、入院が決まったときは、とりあえず旅行用セットを用意。
追加の荷物を持ってきてもらうときに、全てボトルで持ってきてもらいました。
化粧水・ボディクリーム・リップ
こちらも旅行用ではなく、普段の生活で使用してるサイズを用意しましょう。
病院内は乾燥しているので、リップクリームは必須です。
リップクリームは、ワセリンでも代用できます。
ヘアゴム・爪切り
髪が長い方は、ヘアゴムの用意も忘れずに。
入院生活が長くなると爪切りも必要になります。
マスク(不織布)
病室から出るときは、マスクの着用が必須。
病院なので、ウレタンではなく、不織布を用意しましょう。
マスクを着用する機会は、トイレや水汲み、処置時くらいだったので、本当はよくないのかもしれませんが、2日に1回の交換にしていました。
洗濯洗剤
入院期間が長くなると洗濯は必須。
薬局などで旅行用の洗剤が売っています。
ボトルは家にあるものでOK。
ない場合は、ペットボトルでもOK。ボトルの容量だけ把握しておきましょう。
ボトルに「おおよそ洗濯1回分の洗剤量」のところに印をつければOKです。
洗濯1回分の洗剤量は、おおよそでOK。
病院生活で衣服はほとんど汚れないし、洗剤量が多少ずれてても2回すすぐので大丈夫です。
- 洗濯ネット
洗濯の時は「洗濯・乾燥のセットコース」を使うことが多く、一度開始すると途中で止められないので、洗濯ネットを使用してしまうと、洗濯物が生乾きになってしまいます。
「洗濯のみ」「乾燥のみ」のコースもありますが、めんどくさいので、「洗濯・乾燥のセットコース」を使用していました。
はし・スプーン・マグカップ
スプーンは、1つでも十分ですが、大小2つあるとより便利です。
大:カレー用、小:デザート
私の病院では、金曜日がカレーでした。
マグカップは、大きめの方が便利です。
水筒を持ってきている方もいました。
水やお茶は、ラウンジで汲むことができるのですが、2~3回分入ると、病室とラウンジを何回も往復しないで済みます。
ティッシュ・ウェットティッシュ
BOXティッシュが1箱あればOK。
病院によっては、BOXティッシュが備え付けていることもあるみたいです。
私が入院していた病院は、洗面所にペーパータオルが備え付けられていたので、ペーパータオルを使って、限られたMyティッシュをできるだけ使用しないようにしていました。
ウェットティッシュは、テーブルを拭いたり、ちょっとしたときに手を拭いたり、何かと役に立ちます。
ちなみに、ずぼらな私は使用しませんでした(笑)
ウェットティッシュはなくてもどうにかなります。
イヤフォン
テレビを見たり、ビデオ通話をする方は必須。
iPhoneなのに普通のイヤフォンを用意してしまい、ビデオ通話ができませんでした(泣)
携帯・携帯の充電器
携帯の充電器は、特に忘れないように!
家族に連絡を取ったり、調べものをしたり・・・
携帯を触る機会はこれまでより増えるので、必須アイテムです。
筆記用具・メモ帳・印鑑
筆記用具・メモ帳:
病院から渡された書類を記入したり、医師からの説明をメモしたり、日記を書いたり・・・
メモ帳はあまり書く習慣がない人は不要かもしれません。
印鑑:
病院によるかもしれません。
病院の持ち物リストにも「印鑑」とあったのですが、入院中に印鑑を使用しませんでした。
現金・小銭
大金は使わないのですが、現金を使う機会が地味にあります。
1万円くらいあると安心ですが、千円札で用意した方がよいです。
可能であれば、小銭も。
病棟には両替機がないので、小銭を用意するには自動販売機で飲み物を買うしかありませんでした。
現金を使う場面
・自動販売機
・テレビ(テレビカード)
・冷蔵庫
・洗濯(テレビカード or 小銭)
など
もし財布にお金がなくても、総合病院の場合は、院内にATMがあるので、看護師さん相談してみましょう。
あると便利なもの
実際に入院して便利だったもの、隣の部屋の人が使っていて、便利そうだったものをご紹介します。
- パソコン・タブレット・充電器
- wifiルーター
- 携帯スタンド
- 雑誌・小説
- ふりかけ・お菓子・ノンカフェインコーヒー
- タオルケット
- マイ枕・抱き枕
- 腹帯
- おりものシート・生理用ナプキン
- 耳栓・アイマスク
- 鏡・毛抜き
- 水のいらないシャンプー・ボディソープ
- 食器用洗剤・スポンジ
- かご・エコバック・ビニール袋
- ハンガー
ご自身の状況と病院環境に合わせて、必要なものをチョイスしましょう。
パソコン・タブレット・充電器
病院のwifiが使える、もしくは、wifiルーターを用意できるなら、パソコンがあるとめっちゃ便利です。
PCの使い道
・調べもの
・Amazonプライムで映画・電子書籍を見る
・LINEのビデオ通話
・仕事(・・・看護師さんには内緒です)
iPhoneではイヤフォンが入らず、ビデオ電話ができませんでしたが、PCでビデオ電話できました。
wifiルーター
病院のwifiが使用できない場合、wifiルーターを用意できると便利です。
私が入院していた病院は、病院のwifiが使用できました。
携帯スタンド
自宅にある場合は、持ってくると便利です。
ない場合は、あえて購入しなくても、BOXティッシュや雑誌、ボトルシャンプーなど、あるもので代用できます。
雑誌・小説
マタニティ・子育て系の雑誌は、病棟のラウンジに用意されていることも。
横になって読むには、文庫本くらいのサイズがおすすめです。
ふりかけ・お菓子・ノンカフェインコーヒー
ふりかけ:
病院食は、ご飯が多く、おかずがおいしくないことも・・・
ふりかけを持参している人もいました。
お菓子:
お菓子の食べ過ぎはよくないですが、どうしてもお腹が空いたときにちょっと食べられるものを常備できるとよいです。
3食+間食3回の食事だったのですが、それでも朝食・夕食前はお腹が空きすぎて、持参したビスケットをつまんでいました。
ノンカフェインコーヒー(スティックタイプ):
病院のラウンジでお湯が汲める場合は、スティックタイプのコーヒーがあるとちょっとした気分転換になります。
コーヒーが好きだったので、インスタントでもコーヒーが飲めたときは、本当に気分転換になりました。
タオルケット
タオルケットの用意は、病院によると思います。
私の場合、病院の持ち物リスト(任意)に入っていました。
入院していた病院のベッドは、布団1枚のみ(タオルケットなし)、しかも、硬い布団カバーなので、タオルケットを用意して正解でした。
マイ枕・抱き枕
マイ枕:
自分の枕じゃないと眠れない人は必須。
抱き枕:
産科病棟だと貸し出ししてくれることもあります。
抱き枕を使いたい場合は、病棟に用意されているかもしれないので、看護師さんに相談してみましょう。
腹帯
腹帯が必要な方、毎日つけている方は用意しましょう。
私の場合、産科の先生から腹帯を持っているのであれば、お腹の張りを軽減するために着用した方がよいと言われました。
おりものシート・生理用ナプキン
膣内洗浄・膣内に薬剤投与する場合は、おりものシートもしくは生理用ナプキンがあるとよいです。
私はおりものシートを使用していたのですが、おりものシートだと吸水量が若干足りないかもしれません。気になる方は、生理用ナプキン(少ない日用もしくは昼用)の用意をおすすめします。
耳栓・アイマスク
睡眠時に、音や光に敏感な方は必須アイテムかもしれません。
どちらも100均で購入できます。
耳栓・アイマスクが必要な理由
・夜中に定期的に看護師さんがラウンドにくる(足音や光で地味に目が覚める)
・大部屋だと、同室の方が夜中にナースコールを押したり、NST(モニター計測)したり、騒がしい夜が多々ある
・同室の人のいびきや物音がうるさい
・産科病棟なので、夜中も赤ちゃんの泣き声が病棟内に響き渡っている
途中から大部屋に入院してきた人のいびきがとてもうるさくて大変でした。
鏡・毛抜き
鏡:
病室には鏡がないので、よく鏡を使用する人はあった方が便利かもしれません。
毛抜き:
入院して2週間目くらいになったころから、眉毛のぼさぼさが気になり始めて、毛抜きが欲しくなりました(笑)
水のいらないシャンプー
毎日シャンプーしたい方や絶対安静で1週間シャワーに入れない場合は、水のいらないシャンプーがあると快適に過ごせるかもしれません。
私は2日に1回シャワーだったので、どうにか我慢できました。
食器用洗剤・スポンジ
私はハンドソープで食器を洗っていましたが(笑)、まめな方は、ちゃんと食器用洗剤・スポンジを用意していました。
かご・エコバック・ビニール袋
かご:
シャワー用具を入れるかごがあると便利です。シャワーの日は、そのかごをもってそのままシャワーに行けます。
エコバック:
洗面所に行くとき、ラウンジにいくときなど、ちょっとしたバックがあると便利です。
ビニール袋:
外靴を入れたり、ベッド回りを整理するときなど、何かと使えます。
ハンガー
バスタオルを干したり、乾燥機をかけたパジャマが生乾きだった時にハンガーがあると便利です。
病室に1,2個備え付けられていることもあります。
洋服かけがあれば、まずは確認してみましょう。
出産まで入院の場合
切迫早産で入院するとそのままお産の日まで入院、というのもめずらしくありません。
出産まで入院する場合、主に次のようなものが必要になります。
病院からあらかじめ必要な物リストが渡されている場合は、病院のリストを参考にしてくださいね。
- 産褥ショーツ(3~4枚)
- 産褥パッド(病院から支給される場合も)
- 骨盤ベルト
- ストロー
- ガーゼハンカチ
- 赤ちゃんの退院時の服(肌着・ツーウェイオール)
- おくるみ
- 紙おむつ
まだ全く用意していない場合は、状況に応じて(早産になる可能性が高いのか、まだ余裕があるのか)、オンラインストアなどで、とりあえず最低限の物だけでも用意すると安心です。
購入する物はAmazonを活用しよう
シャンプーやパジャマなど入院生活に必須の物から、雑誌やノンカフェインコーヒーなどの娯楽・嗜好品まで、買い出しが必要な物がたくさんありますよね。
・シャンプーはいつものメーカーがいいな
・せっかくならおいしいノンカフェインコーヒーが飲みたいな
・気になっていた雑誌や本があったら嬉しいな
切迫早産で緊急入院して、家族には心配&迷惑をかけているので、買い出しで細かい要望を伝えるのは、やはりちょっとためらいます。
私の場合、里帰りだったので、実家の両親にお願いしなければいけなかったのですが、両親は土日も仕事か用事で結構忙しく、買い出しすらお願いするのが申し訳ない気持ちでした。
そんなときは、Amazonを活用しましょう!
Amazonのメリット
- だいたいのものは、Amazonで揃う
私がAmazonで揃わなかったのは、洗濯洗剤(旅行用)のみ。
ちなみに、洗濯洗剤(旅行用)の取扱いはあったのですが、2~3個セットだったので、そんなにはいらないということで、Amazonでの購入はあきらめたという感じです。
- Amazonプライムに入っていれば、送料無料で翌日には届く
他のネットショップだと、2,3日~1週間くらいかかるので、翌日というのは本当に助かります。
Amazonのデメリット
- 他のネットショップの方が安い商品がある
- Amazonで取り扱っていない商品がある
多少届くまで日数かかるけど、他のネットショップで安く購入できるならそっちがいいな。
確かに、amazonにはなくても他のネットショップでは取り扱いがあったり、他のネットショップの方が安い場合、いつもなら欲しいもの・安さを求めて、ネットショップを選択しますよね。
家族に時間の余裕があって、妊婦さん自身も複数のネットショップを比較・選択する余裕があればそれでもよいと思います。
しかし、複数のネットショップを比較したり、家族が何回も病院に荷物を届けたりするのは、お互いに負担にならないでしょうか?
今、妊婦さんに必要なのは、何よりも心身休めて安静第一に過ごすこと。
今は非常時と考え、自分も家族も負担が少ない選択をしましょう。
Amazonのデメリットへの対処法
・多少の金額なら目をつぶり、Amazonで購入しましょう
・代替え品でも間に合う場合はAmazonで取り扱いのある代替え品にしましょう
私もシャンプーを購入するとき、他のネットショップの方が少し安かったのですが、家族が荷物を届けに来れる日が限られていたので、今回は諦めて、翌日届けてくれるAmazonで購入しました。
退屈な入院生活を少しでも快適に過ごそう
切迫早産の入院生活は、長期化するとまさにベッドサイドが生活スペースです。
便利グッツやAmazonを活用して、少しでも快適に過ごしましょう。
制限が多い入院生活は時に嫌になりますよね・・・。
けど、赤ちゃんに合えるまでもう少し。
一緒にがんばりましょう!
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